ムーミン 海外レビュー

 概要

トロールは北欧の民間伝承に登場する、広い意味での妖精の一種である。地域や時代によって巨人だったり小人だったりさまざまなバリエーションがあるが、人間によく似ていながら耳や鼻が大きく醜い外見を持つというイメージが共通している。しかしムーミンの物語に登場するトロールは、名前こそ借りているもののこれとは異なる、トーベ・ヤンソンが独自に創造した架空のいきものである。人型の登場人物も人間ではなく、同様に架空の小人の一種である。なお、原作中で登場するキャラのうち、『ムーミンパパの思い出』に登場するミムラたちが住む丸い丘の国の王様はミムラやムーミントロールたちよりわざわざ圧倒的に大きく描かれているので人間の可能性がある。

第一作である「大きな洪水と小さなトロール」では、こうしたトロールたちは人間と同じ世界で共存しているが人間には察知されない存在として描かれた。昔はタイルストーブの裏に隠れて住んでいたという記述があり、その大きさは人間よりも遥かに小さいものと設定されていた(終盤の籐椅子に乗っているシーンで猫の親子と比較するとムーミンママが子猫程度)ことが伺える。

ただしムーミン達の大きさは作者自身も細かく決めていたわけではないらしく、次作の『ムーミン谷の彗星』では子猫の肩高がスニフの足程度に描かれている(なお、この本は何度か改訂版が出されており、初版の『彗星追跡(KOMETJAKTEN)』ではこの生物は子猫ではなくキヌザル(マーモセット)であった。ただしキヌザルもいちばん小さいピグミーマーモセットでさえ体長11~15cmなので子猫と比べて極端に小さいわけではない。)のに、同じ話内で実物は体長30cmほどのじゃこうねずみ(マスクラット)がスニフより大きいムーミンパパよりさらに大柄に描かれているという描写があるほか、コミックス版では何度か登場する「フィリフヨンカが飼っている牛」がムーミンたちと比べ現実における人間と牛ぐらいの比率になるなど、人間並みになっている描写もある。

 舞台

ムーミントロールたちは、妖精たちの住む谷・ムーミン谷(典: Mumindalen)に住んでいる。

ムーミン谷には、東に「おさびし山」(典: Ensliga bergen、英: Lonely Mountains)がそびえ、その麓から川が流れている。その川にはムーミンパパの作った橋がかかっていて、その橋の先にムーミン屋敷がある。ムーミン屋敷の北側には、ライラックの茂みがある。西は海に面しており、桟橋の先には水浴び小屋がある。

 ムーミンシリーズ(原作)

作者のトーベ・ヤンソンは画家でもあり、ムーミンの原型となるキャラクターは小説執筆以前にもたびたび描かれていた。小説として初めて登場するのは1945年にスウェーデン語で著された『小さなトロールと大きな洪水』で、その後ムーミン・シリーズとして知られる計9作品に登場するようになる。

造形的には、トーベが10代の頃、次弟ペル・ウーロフ・ヤンソンとの口ゲンカに負けたときに、トイレの壁に悔し紛れに描いた『SNORK(スノーク、とても醜い生き物)』として描いたものが、ムーミントロールのルーツであるとされる。ネーミングは叔父の家へ下宿をし学校へ通っている時代、勉強の合間に冷蔵庫から食べ物を失敬しては夜食にしていたのだが、あるときに叔父から注意され「この裏にはムゥーミントロールというお化けがいるからつまみ食いはやめなさい。首筋に冷たい息を吹きかけてくるぞ。」と言われたことがきっかけである。

小説は子供向けの作品の体裁をとっているが、その内容は必ずしも子供向けではない。第二次大戦の戦中・戦後に執筆された初期の作品には、洪水や彗星の襲来など自然災害が繰り返し描かれる。新聞連載漫画の大成功によってもたらされた「ムーミンブーム」にほとほと疲れ果てた頃に書かれた第6作『ムーミン谷の冬』を契機として、後期の作品はよりはっきりと内観的であり、おとぎ話の体裁をとった純文学といってよい内容を備えている。

1953年からイギリスの大衆紙「イブニング・ニューズ」(英語) にムーミントロールの漫画が週に6日掲載された。トーベ・ヤンソンが漫画を描きスウェーデン語のセリフをコマに書くと、語学が堪能な末弟のラルス・ヤンソンがセリフを英語に翻訳した原稿が印刷に回る。途中ラルスが作品のアイディア自体を提供する時期を経て、1960年からは直接絵も描くようになり、完全にコミックの仕事はラルスの担当となり、1975年まで合計73作品が連載された。うち21作はトーベの絵である。

ムーミン(1969年版)放送期間1969年10月5日 – 1970年12月27日(65回)

ムーミン(1972年版)放送期間1972年1月9日 – 12月31日(52回)

楽しいムーミン一家 放送期間1990年4月12日 – 1991年10月3日 ウィキペディアより引用

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✳以下myanimelistからのレビューになります

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